「泉...」 「ゆら、みんな。とにかくここを出よう。俺がゆらを運ぶから。」 「おっけー。」 「わかった。」 「うん。」 みんなそれぞれ返事をして、そとにでた。 外は真っ暗。泉を探すために外を飛び出したあのときのような、 不安な気持ちがうずいていた。 -...全てを、話さなきゃいけないのかな。