「そうか。
そりゃよかったな。
だが、俺はレディースデーという習慣はちょっと納得がいかないんだが。
男女平等とか言うわりに、女ばっかり優遇されてる気がして」
「女性を優遇して呼び込むと男性もついてくるからって言うんじゃなかったでしたっけ?」
「そうかもしれないが、何故、男の日はないんだ」
「マンデーだったら、ただの月曜日になるからじゃないですかね?」
欠伸をしながら言うと、沈黙があった。
また阿呆なことを言い出したとか思っているのだろう。
「……マンデーか。
月曜日って、男の人は働けっていう日なんでしょうかね。
ああ、レディースデーだから、マンじゃなくて、メンズか。
メンズデー……」
なんか語呂が悪いですね、と呟く。
だが……。
うん……まあ、
……そうか。
「……茅野?」
と秀行が立ち上がる水音が聞こえた。
なんだか、頬がひんやりして、気持ちがいいな、とぼんやり茅野は思っていた。
そりゃよかったな。
だが、俺はレディースデーという習慣はちょっと納得がいかないんだが。
男女平等とか言うわりに、女ばっかり優遇されてる気がして」
「女性を優遇して呼び込むと男性もついてくるからって言うんじゃなかったでしたっけ?」
「そうかもしれないが、何故、男の日はないんだ」
「マンデーだったら、ただの月曜日になるからじゃないですかね?」
欠伸をしながら言うと、沈黙があった。
また阿呆なことを言い出したとか思っているのだろう。
「……マンデーか。
月曜日って、男の人は働けっていう日なんでしょうかね。
ああ、レディースデーだから、マンじゃなくて、メンズか。
メンズデー……」
なんか語呂が悪いですね、と呟く。
だが……。
うん……まあ、
……そうか。
「……茅野?」
と秀行が立ち上がる水音が聞こえた。
なんだか、頬がひんやりして、気持ちがいいな、とぼんやり茅野は思っていた。



