愛しきストーカー野郎




その日から、また学校でストーカーされる日々が戻ってきた。



「日和ー!好きだー!」



今は次の授業のために教室移動をしていた。



廊下の奥から手を大きく振る大賀くんに苦笑いしながら小さく手を振る。



毎度おなじみになってしまって、大賀くんの友達が大笑いしているのが見える。



なんでこう一日に何回も会うんだろう。



ひそかに嬉しいと思っているのだけど。



大賀くんと別れて再び次の教室に向かって歩き出す。



次は科学。実験室に向かっている。


「日和ー」


「なに?」


「よかったね」



隠しているつもりだったけど、亜美にはバレていたようだ。



「で?いつ返事するのさ」


亜美の言葉で自然と視線が下にいく。