△▼△▼ 「日和ー!起きてー!」 「んん……」 土曜日の朝。 部屋にお母さんの声が響く。 もう起こされるような時間なのか。 手探りで時計を手繰り寄せ、時間を確認する。 まだ十時、いつもならまだ夢の中だ。