△▼△▼ 午前で終わる学校がすごく嬉しい。 同時に少ししたらまたいつものように六時間、七時間授業が憂鬱でもあるけど。 家でだらだらできるな。 「日和ー帰ろー」 鞄を持つと、準備が終わっていた亜美が見計らっていたように駆け寄ってきた。 一年で仲良くなった私と亜美は一緒に帰っている。 私たちは二人共電車通学だ。 私の降りる次の駅で亜美は降りる。 駅へ向かおうと二人で話しながら歩いていく。