その日から大賀くんは学校出会う度に「日和!」と呼ばれ、ことあることに教室に現れるようになった。 そんな日々が何日か経った。 いつもの朝。 いつもと違うと言ったら、知らない子たちがクラスのドアのところにいることぐらいだ。 制服が新しいところを見ると、一年生のような気がする。 三年の教室になんの用事があるのだろうか。 女子四人組。 何故かみんなけわしい顔をしている。