戻れるときまで、待ってる



それから、偉い人たちの話が終わり、1人ずつ名前が呼ばれていく。
F組の番になり、さっきの黒い先生が名前を呼び始めた。



「大宮 ....「はい!」 河西....「はい!」....」



どんどん名前が呼ばれていって、ついに私の番になった。




「望月 栞奈(もちづき かんな)」



心の準備はしていたはずなのに...





「はひぃ!?」




声が裏返ってしまい、会場中の笑いをもらった。



ー漫画でもないよ...こんなの。