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みんなと分かれて、レジャーシートを持ってエレベーターに一人乗る私。
本当は先生に注意事項で、‟一般のお客様もいるんだから、あまり一人でエレベーターを使うな”といわれたけど仕方ない。
知らない人にほいほいついてくバカじゃないし。
「お姉さん」
「はい」
「ラウンジって一階だよねぇ?てかこのまま一緒に遊ぼうよ?一人?なわけないか!友達も一緒に」
何この人。ナンパ!?
途中でエレベーターに乗ってきた茶髪の男。20代かな?
「ラウンジは一階です。私これから友達と花火見るので」
私は男と距離を取る。
「だーからー、友達も一緒にって!!」
一階につき、足早に歩く私に男はついてくる。
ひぇ~!気持ち悪い!
「おにーさんっ!この子これから俺とデートなの!他当たってな!」
グイッと誰かに引っ張られて顔を上げる。そこにいたのは……
「……里緒?」
「チッ」
男がいなくなり、エレベーターホール付近で里緒と二人きりになった。
みんなと分かれて、レジャーシートを持ってエレベーターに一人乗る私。
本当は先生に注意事項で、‟一般のお客様もいるんだから、あまり一人でエレベーターを使うな”といわれたけど仕方ない。
知らない人にほいほいついてくバカじゃないし。
「お姉さん」
「はい」
「ラウンジって一階だよねぇ?てかこのまま一緒に遊ぼうよ?一人?なわけないか!友達も一緒に」
何この人。ナンパ!?
途中でエレベーターに乗ってきた茶髪の男。20代かな?
「ラウンジは一階です。私これから友達と花火見るので」
私は男と距離を取る。
「だーからー、友達も一緒にって!!」
一階につき、足早に歩く私に男はついてくる。
ひぇ~!気持ち悪い!
「おにーさんっ!この子これから俺とデートなの!他当たってな!」
グイッと誰かに引っ張られて顔を上げる。そこにいたのは……
「……里緒?」
「チッ」
男がいなくなり、エレベーターホール付近で里緒と二人きりになった。



