それでも、君が好きだから。

*******

「ありがとうございました!」



試合が終わり、私は端っこの壁に寄り掛かる。



「ひらりんってバスケ部だっけ?」



「あ、里緒」




「おっつー」




体育館の真ん中でコートを区切るネットを挟んで里緒と会話。




「違うよ、ずっと帰宅部。中学の時は近所のちびっことバスケしてたけどね」




私の家の近くにあったバスケコートでいつもバスケをしてる小学生たち。まじってやるのは楽しかったなぁ。