絶対にあたしがオバケ屋敷無理なの気付いてる!
気付いてるんだったら「やめようぜ」とかって言ってくれればいいのに!
光輝、絶対に楽しんでる!
あたしはキッと光輝を睨む。
和希はあたしたちのことも気にせずオバケ屋敷に向かって足を進める。
和希〜。待ってよぉ〜。
心の準備があるじゃん?
急いでオバケ屋敷やんかに行ったら心の準備ができなくてあたしオバケ屋敷で気絶するよ?
「和希〜。ゆっくり行こー?」
「えー。早く行って入ろうなところまわろーぜ?」
和希さん…。無駄に正論………。
「そーそー!早く行こうぜ」
こーうーきー!!!
ほんっとに!なんなの!
ちょっとはあたしの心配しろや!
ムスッとした顔で和希の後ろを歩いていると光輝がニヤッと笑って
「そんなムスッとしてると可愛い顔が台無しだぜ?」
お前のせいだよ!
……なんてのは言えないけどね。

