そうだ三人での初めてのクリスマスだ。



「夕顔クリスマスパーティーしようか。


ママ美味しい料理作るね。

それとケーキも頑張って作るかな。」



夕顔がジャンプして喜んでいる。



「ママクリスマスパーティーに、たーちゃんとカオリン呼んでいい? 」



「夕顔会いたいの?」



「うん。たーちゃんお医者さんだから、


赤ちゃんの作り方教えてもらう。」



赤ちゃんの作り方。


一輝と目が合う。



「だって夕顔赤ちゃんほしいもん。


パパ全然頑張ってくれないから、たーちゃんに聞いてみる。」


夕顔パパは頑張ってますから(笑)。


一輝が困った顔をする。


「夕顔こっちおいで、そんなに赤ちゃんほしいの?」

「うんだって、夕顔の友達みんな赤ちゃんいるんだよ。


美姫ちゃんとこの赤ちゃん可愛いんだ。」



「夕顔パパに頑張ってもらおう。


ママも赤ちゃんほしいからね。」


『華おまえまでそんな事言って。


華今だって大変なのに、赤ちゃん出来たら、


華の自由がなくなるよ。』


「一輝大丈夫だよ。卒業したら私専業主婦だから。


一輝今夜頑張ろう!」