啓太と彩夏だけには、一輝と私が結婚してる事を話そうかと思った。



一輝とその話を何回かした。



たけどこの秘密がばれてしまったら、



校長にも迷惑がかかる。



啓太と彩夏を疑ってる訳ではないが、



一輝と二人で悩んだあけぐ、私たちが結婚してる事は卒業するまで内職にする事にした。



一輝が私を抱き寄せた。



一輝の胸の中で声をころして泣いた。



『華ごめんな。』



大丈夫だよ。一輝泣き虫でごめん。



みんなに嘘つくのが辛い。


彩夏に本当の事言えないのが苦しかった。



どんな時も彩夏は私の見方だったから。



彩夏の恋の応援をしてあげたい。



彩夏ごめん。



啓太彩夏の気持ち分かってあげて!



私はもう啓太を好きになる事はない。



「一輝私たちはこれでいいんだよね。


覚悟を決めて卒業するまで嘘を突き通すよ。」



一輝が抱き締めてくれる。


一輝力入れ過ぎ(笑)。



「あ!パパ又ママにキスしてる。」



夕顔が私と一輝の間に入り、「パパもうすぐクリスマスだよ。


ママと一緒にケーキ作りたい。」