学校でかず君とは会う事もなくて、携帯にかかってくる事もなかった。



かず君に迷惑をかけたくなくて、私から連絡することは止めた。



彩夏が夕顔が入院してる、病院へ様子を見に行ってくと言ってくれたが、断った。



かず君と夕顔に会えないのは辛い。



かず君のそばにいる由美さんの顔が思い浮かんだ。



もの凄い顔をして私を睨らんでいた。




あなたなんかに私は絶対負けない。と言ってみたいで、夕顔の母親は私で一輝の妻だと。



私たち親子の幸せを壊さないでと、由美さんの目が語っていた。



私の想像だけど現実になりそうで、怖い。



かず君私はどうすればいい。


かず君はまだ私を必要としてくれる。



子供の私は負けてしまいそう。



苦しくてうまく呼吸が出来ない。



かず君弱い私を助けて。