バスルームを出るとかず君に、いきなりお姫様抱っこされた。



「キャー!かず君どうしているの?」



焦る私。



「華は俺のお姫様だからな。」



「かず君は王子様だね。」



照れるかず君に私からキスした。



「もう我慢の限界。」



お姫様抱っこされたまま、寝室に連れて行かれた。



今まで夕顔ちゃんと三人で寝ていたベット、二人だとかなり広い。



「華、高校出たら俺と結婚して、夕顔のママになってくれないか。俺の奥さんは華しか考えられないんだ。華、愛してる。」



「私でいいの?」



「華がいい。」



「かず君ありがとう。かず君の奥さんになって、夕顔ちゃんのママになりたい。」



泣き出す私をかず君が抱き締めて、何回もキスをする。



もう頭がクラクラして、どうかなりそうだ。


かず君が私をそっとベットに寝かせた。



優しいキスが段々激しくなる。



かず君が愛してる。と何度も囁く。



必死にかず君の声に答えながら、あまりの痛みにかず君に強く抱き、私たちは一つになった。