「俺は…」 「来るまで待ってる。」 アタルの言葉は 聞きたくなかった。 私はアタルの目を見て言う。 「待ってるから」 そう言ってこの場を 立ち去る。 「なんやねん…もうっ」 アタルが倒れ崩れるように椅子に座る。 アタルごめん でもこうでもしーひんかったらアタルに抱いてもらえへんもん… 私わがままなんかな 自分の席に戻る 私は窓側の席。 あ〜 早く席替えしたい いつもは涼しくて 大好きやった窓側の席 でも今は一番嫌い。 いつもの風に 気付きたくないから… 私の心を表してる風に。