そんなんいやや。 さやかが友達に呼ばれ 席を離れる。 私はそれを見て アタルに声をかける。 誰にも聞こえないように。 「アタル…放課後教室に残ってて。」 アタルは一瞬驚いた顔して すぐに真剣な表情になった。 「な…に言うてんねん!!あほかっ」 私から離れようとした瞬間 「言うで?放課後の事」 アタルが足を止め こっちを見た お願いやから そんな顔で私を見んといて アタルの視線が痛い。