「そ…なんや、今日アタルは?」 冷静を装い ケーキのメイン イチゴを食べる。 バレてないやんな… 焦る私。普通にできてる? 「あ〜部活や思うけど…何で?」 「へ…?あっ!お礼言わなあかんと思って…」 ヤバイヤバイ 語尾が上がってしまった。 「別にそんなんえーよ、食べよ?」 「うん…」 彼の顔が見れへん。 ケーキをもう一口食べる。 彼氏が何か話してるが 正直内容は覚えてへん。 今聞こえてるんは 部屋に流れる 私の大好きな洋楽の歌だけ。 その音楽に包まれ思う。 大好きな人の事を。