その後、冥界にて。
「おい、ハデス。前、お前にコマンドあげただろ?それはどうした。」
「これから人間に渡そうと思ってるよ。」
「ほぉ。もう決めたのか?」
「うん、決めてある。オルクスはもう渡したの?」
「当たり前だ。欲の塊の卵になりそうな奴を見つけてな。そいつにあげてきたよ。えーと確か、楠木美香ってやつだったかな。」
「楠木美香…?ほんとにその人に渡したの⁈」
「あぁ。ここで嘘つくわけ無いだろ。何か問題でも?あ、まさかハデスも狙ってたのか?」
「いや、別に狙ってないよ。僕はもう別の人に決めてるんだ。」
「そうか。かなり驚いているようだったからびびったぞ。渡すならお前も早く行ってこい。」
「うんわかった。行ってくるよ。」
そうしてハデスは人間界への扉の前につく。
そして呟きなら扉を開けた。
「七瀬、海斗、ごめんな………」
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