本の整理をしていると、奥から古ぼけたある物が出てきた。 ぼくは硬直した。 背中から、嫌な汗がにじんできた。それを持つ手がプルプルと震えはじめる。 「・・・・・・バカな!これは・・・・・・消えていたはずじゃなかったのかっ!まさか・・・・・・、まだ存在していただなんて・・・・・・っ!?」 「カイジ}なんかだと、ざわ・・・・・・ざわざわ・・・・・・なんて擬音が入るところだ。 さて、ぼくが何を見つけたかというと。