ウオォー

唸り声が鳴り響く広場を通り、小さな路地に入り込む

突き当たりに大きな扉が見えた

大きな扉の端に番人が立っていた

扉に近づくと番人が声を掛けて来た

「何用ですか?」

女の子は番人の問い掛けに対して

「ステルラです。魔法界からお越しの姫君と伯爵を案内しています。扉を開きなさい。」

そう言うと、番人は慌てて

「ス、ステルラ様‼︎申し訳ありません!直ちに開きます!」

そう言った番人の顔は青ざめていた様な気がした