「アル、まだ着かないの?」

あれからもう2時間以上歩いている

「あと少しですよ。」

アルはニッコリと笑う

「アル、なんでこんなに歩いかなきゃ行けないの?疲れたわ」

今にも倒れそうな状態で呟くと、

「リンカ様、良い事教えてあげましょう。歩かなくても、ディーモン城に行けますよ。」

アルが笑って言った。

「本当?やった‼︎なんでもっと早く言わないのよ〜‼︎」

そう聞くと、

「リンカ様が嫌がったからです」

頭に、思い浮かべやっと理解出来たのだった。