プレイボーイとたらし嫌いの恋心

「えっと、どこが...すごいの?あ、ははっ」



「もう、いい?最初っからさ浮気されるのとか覚悟の上で告白してるって事は...」




「事は?」



「ほかの人達とは違うってことよ!」




「あー...なるほど?」



「ちゃんと意味わかってる?」


怪しげにこっちを見てくる。




「う、うん...多分?
ようするに、このふたりは長続きするかもってことでしょ...?」


とりあえず、こうだろうなって思ったことを口に出してみた。



「そうそう!!
いいの、千里?
どんなに、たらし神崎のこと悪く言ったって幼馴染みってことは変わりないんだからさ」



「うん?」


そりゃ、美緒の言う通り幼馴染みってことは変わりないし、結翔の家族とわたしの家族だってかなり仲良しだからこれから結翔との交流が減ることもないと思うけど。




「たらし神崎、芽衣ちゃんに取られちゃうかもよ?」




「私、別に結翔のことおんなずきの野郎としか思ってないし特に私には何の支障もないよ」




「そう?ならいいけど」




「まさか、美緒。
私があの時のこと引きずってると思ってたりする?」



私の言うあの時とは、だいぶ前の話だけれど結翔に恋してた時のこと。



「まぁ、1番長い恋だったし、かなり千里傷ついてたから。
まだ未練とかあるなら...って思ってね」


気まずそうに話す美緒。


私、美緒のそういうとこ大好きだなー



「ありがと!美緒。

私もう大丈夫だから。
結翔を含め、今までの恋ぜーんぶ吹っ切れてるよ!」


これまで私が恋した回数は3回。

そのうちのひとりが結翔で片思いで終わった。
他の2人も付き合ってたんだけど色々あって別れた...。


どの恋も美緒が支えになってくれたし相談にも乗ってくれた。

だから、心配してくれてるんだと思う。