「位置について、よーい」
ピストルが鳴った。白煙が上がり、火薬のにおいがする。
重い空気を突っ切るように走った。
緊張で体が重く感じたけど、だんだん軽くなってくる。ここまで来たら緊張しても仕方がない。
空気も重くない。ただひたすら前に進むだけだ。
あっ!
前の方で、一番速かった組が転倒していた。
二人はスピードが落ち、最後になってしまった。
そんなアクシデントによって、私たちは二番になった。
「複雑な気持ちだね」
「うん、速かったから二番になった訳じゃないんだよな……」
「でも、一番良い記録だ。喜ぼう」
気を取り直し、クラスの応援をする。
「がんばれー!」
「速いぞー!」
黄色団として他の学年も応援する。組ごとにわかれ、三学年の合計で競う。自分のクラスだけで決まるのではない。
今、私たちの団は三位だ。六クラスの中だからまあまあか。
昼休みの前に玉入れがある。これが終われば仕事も終わる、と思いながら集合場所に向かった。
ピストルが鳴った。白煙が上がり、火薬のにおいがする。
重い空気を突っ切るように走った。
緊張で体が重く感じたけど、だんだん軽くなってくる。ここまで来たら緊張しても仕方がない。
空気も重くない。ただひたすら前に進むだけだ。
あっ!
前の方で、一番速かった組が転倒していた。
二人はスピードが落ち、最後になってしまった。
そんなアクシデントによって、私たちは二番になった。
「複雑な気持ちだね」
「うん、速かったから二番になった訳じゃないんだよな……」
「でも、一番良い記録だ。喜ぼう」
気を取り直し、クラスの応援をする。
「がんばれー!」
「速いぞー!」
黄色団として他の学年も応援する。組ごとにわかれ、三学年の合計で競う。自分のクラスだけで決まるのではない。
今、私たちの団は三位だ。六クラスの中だからまあまあか。
昼休みの前に玉入れがある。これが終われば仕事も終わる、と思いながら集合場所に向かった。



