彼氏は幼なじみのイケメンくん。

中に入ると蒼くんがいてかるく診察された。


それからたくさん検査されて、部屋に戻るとヘトヘトで。

蒼くんに点滴までされた。


それからすぐに寝てしまって、、、。


起きるともう夜ご飯が置いてあった。

『菜緒、起きた。』



声のしたほうを見ると翔がいた。

「おはよ、、。」



『夜ご飯たべよ。』

と言ってスーパーの袋を見せてきた。
わざわざ来てくれたんだ。


「うん。」


というと翔は袋からおにぎりを出して食べはじめた。



お腹空いてないな、と思ってお茶とスープだけ飲んだ。


翔はまだむしゃむしゃ食べている。

『菜緒?食欲ない?』



私がこくんと頷くと、いきなりご飯をスプーンですくって私に向けてきた。

『沢山食べないと退院できないよ。』


分かってる、、、けど。

『口開けて。あーん』



小さく口を開けると。

『そんなに小さい口だと入らないよ。もっとあーんしてごらん。』


仕方なくもう少し開けると、ご飯が口に入ってきた。



飲み込みたくなくてずっとかんでると、

『飲み込め。』


と言われようやく飲み込んだ。


翔に半分ほど食べさせられごちそう様をした。


『よく頑張りました。』


チュッ


カァァ/////
顔がどんどん熱くなっていく。顔真っ赤だ私。