恋愛条件



『そうだね』



『つーか、家の方向も同じでびっくりしたな!これから一緒に帰る?』



それはつまり、毎日って事だよね。


男の子と帰ると女の子と仲良くできないとかよく見るし…。


なにより翔月もてそうだしね…。


…………でもまぁ、翔月は分け隔てなく皆に対応するだろうし。


なんせ部活も一緒だし!大丈夫かな。


これと言って仲いいこもまだいないし、クラスで一番喋る海凪ちゃんは全然方向が違うし。



『うん、いいよ』



なら断る理由なんてないじゃん!



『よし!じゃぁ決まりだな。改めてよろしく!鈴音』



『こちらこそよろしくね、翔月』





───────………







そんなこんなで仲良くなったあたしたち。


今でももちろん一緒に下校……どころか、登校まで一緒にしてる。



「鈴音は?何にするの?」



「んー、じゃぁあたしも海凪と同じオムライスにする!」



そう言って券売機の“オムライス”を押した。



「俺は……カレーにしよっと」



「翔月ってカレー好きだよね(笑)」



「そーか?」



「うん。だっていっつもカレー食べてる。帰りにある売店でコロッケ買う時も毎回カレーだし」



「…あー、そういえばそうかもな!」



「うん」



「なになにー?2人でイチャイチャしちゃって!ほんと仲良し。付き合っちゃいなよー(笑)」