家族内事情。〜4人の想い〜



キスしてしまった。茉由に。


水着のせいか、茉由の胸やウエストに意識をしてしまう。
肌と肌が直に触れ合っている感じだ、、。



シ---ン



プールはとても静かで余計に恥ずかしくなる。


その静寂を先に破ったのは茉由だった。


茉由「あ、えと、、ありがと。じゃぁまた明日。」


俺はプールサイドから上がる茉由を見つめていた。それすらも見惚れてしまうほどにドキドキしていた。


俺には彼女も妹もいる。最低だ。俺。



そろそろ上がらないと彼女も心配するだろう。
軽いシャワーを浴びてプールをあとにした。


下駄箱付近のベンチで彼女が座っている。
彼女の名前は阿澄 玲奈(アスミ レナ)だ。


「玲奈!ごめん、待った⁇」


玲奈「ううん、私も美術部長引いてたからそんなに待ってないよ。」


玲奈は美術部の中でも可愛くて人気のある子だ。


「そっか、なら良かった。じゃぁうちに行こうか。」


玲奈「…………うん!」


俺はさっきのこともあり目を逸らしてしまった。
玲奈はこーゆー事にはいい意味で敏感で、すぐ見透かされてしまう。
きっと何かあったことくらいはお見通しだろう。



高校の最寄駅から自宅の最寄駅までは、電車で一駅。


あっという間に家の前まで着いた。


玲奈「はぁー、、、。緊張する。。何か変なこと言ってたら教えてね⁉」


「そんなに緊張しなくて大丈夫だよ。お母さんも妹も優しいから。」


そー言ってドアを開けた。