亜弥ちゃんは梨穂ちゃんの腹部を思いっきり踏みつけた。


その瞬間、梨穂ちゃんが嘔吐する。


それでも亜弥ちゃんは攻撃を緩めない。


まるで今までの復讐をするかのように梨穂ちゃんの腹部を狙って攻撃を加えた。


何度もその場に嘔吐していると、次第に血が混じりはじめた。


逃げようと上半身を起こしかけても、また踏みつけれれる。


「調子乗ってんじゃねぇぞ亜弥！！」


そんな声が聞こえて来るけれど、亜弥ちゃんには届いていなかった。


普段からは想像もつかない亜弥ちゃんの姿に彩美は言葉を失っている。


腹部を攻撃することに飽きたのか、亜弥ちゃんは梨穂ちゃんの顔面を踏みつけ始めた。


何度も何度も同じ場所を攻撃し、梨穂ちゃんの顔が血にまみれていく。


歯が折れ、血を吐いても亜弥ちゃんは止まらない。


梨穂ちゃんが完全に動きを止めても踏みつけ続け、頬骨が折れて目が飛び出した。


床に梨穂ちゃんの血がどんどんたまっていく。


誰がどう見ても梨穂ちゃんはすでに死んでいた。


それなのに亜弥ちゃんは止まらなかった。


何度も何度も何度も何度もしつこく攻撃を加え続け、その足も拳も血まみれだ。