優しい先輩と俺様と私。





そんな本人目の前にして言う事ないじゃない。


朝から散々だよ…。


先輩にはフラれるし、社にはこんな仕打ち受けるし……。


だんだん視界が揺れ始める。


2人の顔も涙で揺れてハッキリしない。


「社!!言い過ぎ。ダメな子だよ、藍実に謝って!!」


「勝手に泣いてろ」


本当に嫌な奴。


どこまで性格ネジ曲がってんの!!


「社のクソバカ!!」


私は大声で精一杯の悪口をぶつけて教室を駆け出した。


「藍実!!ちょっと待って!!……。ーーあんた、藍実泣かすんじゃないよ。私があんたを泣かしてやろうか??」


「……こえー奴」