優しい先輩と俺様と私。




「はーい。後は先生に任せて君は遅刻するといけないから行きなさい」


保健の佐々木先生。


黒髪のショートカットでサイドを耳にかけて、スラっとしたプロポーションだから、白衣がよく映える。


「後はお願いします。じゃね、松下さん」


先輩はニッコっと笑って、保健室から出て行った。


「ーーはーっ!!緊張した!!」


胸に溜まっていた息苦しさを盛大に吐き出した。


「先生もびっくりしたよ。そりゃ、緊張するよね」


「しますよ!!今でも心臓がバクバクしてるのに……」


「いい事だよ、青春してるって感じで。靴下脱いでね」


先生はそう言うと、消毒液で傷口を洗い流した。


し、しみる。


「足は捻挫だね、湿布して包帯巻いておくから」


「すいません、お願いします」