保健室に着いて、私は先輩の背中から降りて椅子に座った。
「本当にありがとうございました。先輩、何かお礼させてください!!」
「そんな、気にしなくていいのに。大丈夫だよ」
「そうゆうわけにはいきません!!」
「じゃぁ」
先輩は私の前に膝まつき割れ物を触るかのようにそっと捻挫した足に触れた。
「せ、せ、先輩!?」
「……安静にして早く足直して。それが僕へのお礼って事で。駄目かな??」
真剣な目でとらえられてるから、反らせれない。
でも、何か言わなくちゃ。
「それで……いいんですか??」
「いいよ」
先輩は優しく微笑んだ。

