青春1ページ






「大変!牛乳なくなっちゃった!」






高校2年生になりたての4月。


春休み、いつもみたいにテレビを見ながらごろごろしているとキッチンから声が聞こえた。




今日の晩御飯のメニューは私の大好きな牛乳たっぷりクリームシチュー。



牛乳がないなんて、信じられない。






「お母さん!私買ってくるよ」

「ごめん日菜(ヒナ)、ありがとう」






財布からお金を出したお母さんは500円玉を私に手渡す。



「お釣りはお小遣いにしていいからね。」