ここまで読んでくださった読者様、ありがとうございます。

温かい励ましのおかげで、ラストまでたどり着くことができました。
 

当初の予定よりページ数が増えてしまい、

「このまま終わらなかったりして!?」と、

一人であせっていたヘナチョコ作者のみやこでございます【苦笑】


この作品の前に書いていた『年下のカノジョ』は

「気持ちは言葉にしないと相手に伝わらない」

といったコンセプトの元に執筆をしていました。


書いている途中で


「気持ちは言葉にしないと、本当に伝わらないのだろうか?」

という疑問が湧いてきまして。


そこで生まれたのが、この『声に出来ない“アイシテル”』です。

内容的には真逆の作品になりましたね。



人間は目に見えるもの、耳に届くものに真実を見出そうとします。

具体的なものにしか真実は宿らないのだ、と思いがちです。


ですが、見えなくても、聞えなくても、

真実は存在します。


作品を通してその事を感じていただけたら、作者冥利に尽きます。