その瞬間トシロウは思いっきりクラクションを鳴らし始めました。

何度も何度も。

キモさと笑いがこみ上げる最低なわたし。


何分続いたでしょうか。

覗いて見てたら近所のオッサンが怒鳴りながらトシロウのもとへ。

近所のオッサン=ヤ○ザさんです。

うちの近所には事務所があるとです。



引きずりだされてました。

これこそご愁傷様。



それからしばらくトシロウは着信を1日1回ほど残しました。

でもヤーさんにやられたからなのか、家には来てませんでした。



それからしばらくすると着信も週に1度程になり、2週に1度程になり、なくなりました。

今思えば、歩いてて連れ去られでもしたらと思うとゾッとする話ですね。

無事でよかった。

運のいいわたしでした。



【トシロウ END】