蓮音も皆呆れていた 「ねぇ、騰蛇総長さん 小学生攫って何するつもりだったの?」 腰を抜かしている総長に かがみ込んで話し掛けたのは 蓮恩だった 「攫ったのは俺達じゃない! 上から匿っとけって言われたんだ!」 「ふ〜ん? 上ってblackdoragonの事? それよりさぁ、早く何処にいるか教えてくれない?」 蓮恩の何気ない態度が総長を震え上がらせていた。 「う、上の幹部室だ! blackdoragonを知ってるのか?」 「それに答える義理はないよ」 「蓮音、梨桜!行け!」