『今のあの神様は…この国には必要ない。仕事もしない、遊んでばかり、いたずらばかり、あげくの果てには我が儘で自分勝手。いない方がこの国のためにも、地上のためにも良い』 大臣は素直な気持ちを口にした。 『し、しかし…』 ルルはあまりの大臣の言葉に戸惑いを隠せなかった。