「響〜、キミさ
彼女とかいないの?」
「、、大切な人はいる」
とか俺が言うと
えぇ!?とアレックスが驚いた
「いや、だって、アメリカ支社の女の子の誘いを俄然無視するからさ!
彼女でもいるかと思ったよ」
「、、彼女じゃない
けど、想いは一緒だと思ってる」
「へー」
とアレックスが冷めた目で見てくる
「その子
響がアメリカいるの知ってるの?」
「あぁ」
「なら安心だね」
とアレックスが上機嫌に言う
「俺とそいつは連絡をとってない」
「へ?えぇ!?それダメでしょ!?」
確かにな、、
けど、俺はあいつの音楽への道を邪魔したくない
今俺がすべきことは
見守ること
ただそれだけだ
「おいおい、響
頭の中で返事するなよ?」
「、、あぁ。
行くぞ」
すると
アレックスがわかったよ、、と行ってついてきた
俺も頑張らないといけない
深山財閥の後継者として

