"フイユ" その単語を耳にした私は身構えた フイユとクレールは長年の付き合いである(悪い意味で) 「そんなに固くならないでよ!何もしないから!」 あのフイユのロワ候補とは思えないくらい能天気そうに笑い言う 「まあここでは普通の人間と同じだから仲良くしてよ」 「バカじゃないの…クレールとフイユが仲良くできるわけないじゃない…!」 きつねはそう言い切ると、たぬきに背を向け歩き出した