これって…
生徒の群の中で動く男子生徒影がひとつ
この現象の原因らしいその影を目で追う
軽く揺れる少し茶色ががった髪
なんとなく目を離せずにいると、その男子生徒がこちらを見て目があった
「ふっ」
彼は私を見ると馬鹿にするように笑った
「なんなの…!」
そう反抗したのと同時に止まっていた空間は再び動きはじめた
それもまた馬鹿にされているようで腹が立ったが彼はもう見えなくなっていた
それにしても、こんなに近くに私と同種がこの世界にいたとは…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…