明日を見て 〜頑張れ、横山!〜

「あはは。」

「ウザイ。」

「弱気だねー。俺の時はもっとウザかったのに(笑)」

そんな事を言われ、
高校……凪を好きだった時か……

「お前なら、負ける要素ねーもんな。」


多少酔いが回った頭で、思う事は、
あはは。若かったよな。

「あはは。ひでーな。でも、俺はあげるつもりはなかったしねー。俺のが好きだったって事だよ。」

瑠依の話なんかあんま頭に入らずも、
あー。こう言うのが瑠花さんが良く言う、若いわね。ってやつか。とか思いつつ。

「別にてか今更何言ってんだ。」と返すと……。


「うん。だから、ねーちゃんの事もすぐ忘れるだろ?」

「……」


……忘れる?


「いいんじゃん?それで。辰巳が諦めれば、終わりなんだろ?」

「……」

「ねーちゃんだって、今更かもだしな。」

「……今更もなにも、瑠花さんは俺なんか見てねーもん。」

食べ物に手を付けず、
俺はそのまま飲み続ける。


「ふーん。じゃ、尚更?」

「何が言いてーんだよ。」

分かっているのか、
全然分かっていないのか、こいつは相変わらずわかんねー。