そして、嘘は恋になる



「あぁ、てか思い出したんだけどよ」

「なによ?新ネタでも思い出した?」

と美香が愁をバカにする

「ちっげーよ!

ファッションデザイナーの話し」

「あぁ、なんだ。

それがどうしたの?」

「"kou"って知ってるか?」

「知らないわよ、誰よ?」

私はもちろん、全く知らなかった

「最近すごく有名になってるファッションデザイナー

多分俺らの一個上だったはず」

「へー、すごいわね」

「で、その人がどうしたの??」

と私が言うと

「そいつさ

この学校の生徒らしいんだよ」

「は?あんたばか?

こんなとこいるわけないじゃない

そんな人は

そうゆう高校にいってるでしょ」

「ばっか!俺の兄ちゃんは

この学校の教師だぞ!」

そうなのだ

実は愁のお兄ちゃん

通称まさやんこと

神山 正也さんは

私たちの学校の先生であり

3年生の学年主任でもあるのだ

「兄ちゃんがさ

ポロっと言ったんだよ!

あの、、クソガキ

ファッションデザイナーなんだか

知らねーが、ちゃんと学校に来いって!


これ確定だろ!」

そう鼻息をあげて話をする愁に

「、、バカだ。こいつ」

と美香は呆れ顔

「、、愁、その人が"kou"かはわからないんじゃ、、」

「いや、俺は"kou"だと思うね!

瑠衣が会った人ももしかしたら

"kou"だったかもしんねぇーじゃん!」


「ははは。どーだろーね

まぁ、もう会うことはないから」

そう言って

お昼のランチタイムは過ぎていった