涙色花火




どれくらい時間がたっただろう。


あっているかわかんないけど、とりあえずぜんぶをうめて空欄はない。


あとは、先生がもどってくるまでまっていよう。


先生にわたしたらすぐに帰れるように、机にだしていた教科書とペンケースをスクールバッグにしまっていく。


そして、窓際に移動をして窓から外をながめる。


窓には、とうめいの雫がポツポツとついている。


やっぱり、雨降ってきたんだ……。


みゆは、スカートのポケットからスマホをとりだしてメールをひらいた。






宛先:翔陽ちゃん
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差出人:みゆ
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件名:なし
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翔陽ちゃん。

昨日みゆね、
英語の授業をサボっちゃって、
受けれていない小テストを受けるために
放課後のこってるんだよ。

こっちは雨が降ってきたよ。


翔陽ちゃんはいま、
なにしているの……?


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