「………ん」 意識を取り戻すと、何も見えない暗闇の中にいた。 「……ここどこ?」 何で私こんな所にいるの? ………あ、そうだ。私事故に遭ったんだ。 じゃあここは…死後の世界? それとも生死の境目? ……どっちでもいいや。 苦しむことも悲しむこともなくなるなら死んでもいいのかもしれない。 そう思うと、自然と足が動いた。 1歩進むたび体が冷えていくのを感じる。 次第に何も考えられなくなり、吸い込まれるように歩いていた。