ウソのコイビトになりました




陽斗くんが迎えに来てくれることを夢見てた。
だけど、そんなことあるわけない。



だって陽斗くんの心の中はいつも優夢でいっぱいなのだから。



私は少しでも陽斗くんの心の中にいたことがあったのだろうか。



………いや、ないな。



泣きそうになって、涙が零れないように空を見上げる。



空はどんより曇っていた。