いつの間にか雨が降っていた。 その中を傘をささず、歩いていた。 向かうのは光くんの家。 泊めてもらうわけじゃない。 ただ、店長に言うことがあるのだ。 でも、店長は偵察でいないから手紙を書いて、ポストに入れた。 内容はバイトをやめるということ。 陽斗くんと関わりの有りそうなところからは距離を置きたかった。