そんな、いつもの口喧嘩をしていると 「ねぇ、君可愛いね?1人?」 「俺らと回らない?」 という声が聞こえてきた。 声の方向を見ると 「は、離してください…!私友だち待ってるので……」 二人の男と、泣きそうな顔をした優夢がいた。 男の一人は優夢の肩に腕を回している。 そこには、一緒にいるはずの光くんがいなかった。 きっと、トイレに行ってるか何かでいなくなったのだろう。