「あーあ……」
毎月やってくるモノが今月もやってきた……
数日前から体が怠く、前兆はあったから、覚悟はしてた。
学生の頃は桜よりは軽かった生理痛。
だけど、大人になるにつれてなんだか重くなっている気がする……
「みぃ、おはよー」
葵が起こしに来てくれた。
「葵、おはよ」
「あれ、珍しい。みぃ、もう起きてたの?」
「…うん」
「ま、そういう日もあるよね」
あれ……今日は深く聞いてこないや…
そんな事を思っていると、毛布にくるんで、そっと抱き上げられた。
この習慣、ひな兄やかな兄から葵が受け継いでくれている。
今日は一段と体が上がらないや……
葵に体をゆっくりと委ねる。
そんな私の行動に葵が気付いていたなんて知らなかった。
リビングに着いて下ろされた場所はソファー。
「え?」
ダイニングテーブルの椅子に座るつもりだったから、間抜けな声がでた。
「みぃ、今日はあまり体調良くないんじゃない?ちょっと体休めないとね」
葵の観察力にはいつも驚かされる。
「ちょっと暫く貧血酷くなるかも…」
気づいてくれた葵には、私も正直に伝えないと……
「……そっか。痛みは?」
ちゃんと気付いてくれる葵には感謝しかない。
毎月やってくるモノが今月もやってきた……
数日前から体が怠く、前兆はあったから、覚悟はしてた。
学生の頃は桜よりは軽かった生理痛。
だけど、大人になるにつれてなんだか重くなっている気がする……
「みぃ、おはよー」
葵が起こしに来てくれた。
「葵、おはよ」
「あれ、珍しい。みぃ、もう起きてたの?」
「…うん」
「ま、そういう日もあるよね」
あれ……今日は深く聞いてこないや…
そんな事を思っていると、毛布にくるんで、そっと抱き上げられた。
この習慣、ひな兄やかな兄から葵が受け継いでくれている。
今日は一段と体が上がらないや……
葵に体をゆっくりと委ねる。
そんな私の行動に葵が気付いていたなんて知らなかった。
リビングに着いて下ろされた場所はソファー。
「え?」
ダイニングテーブルの椅子に座るつもりだったから、間抜けな声がでた。
「みぃ、今日はあまり体調良くないんじゃない?ちょっと体休めないとね」
葵の観察力にはいつも驚かされる。
「ちょっと暫く貧血酷くなるかも…」
気づいてくれた葵には、私も正直に伝えないと……
「……そっか。痛みは?」
ちゃんと気付いてくれる葵には感謝しかない。