でも、思い出せない…
私達は一度あったたことを忘れないのに…
あの時、桜姫様はなんて言った?
私に話すとき、あの人は…
佐「柚姫?」
「あ…な、何でもない」
今は、思い出すのはやめよう…
私はこれから戦いを終わらせないといけない…
佐「柚姫、行くぞ」
「うん」
私は佐之に案内されるがまま
昨日いたであろう部屋にたどり着いた。
中にはもう昨日と同じ人が
同じ所に座っていた。
そこには源さんも座っており
柔らかい笑みで私を見ていてくれた。
佐「平気か?」
「大丈夫…」
逃げては駄目…これ以上逃げても
助けてくれる人なんていないんだから
私が…何とかするしかない

