舞い散る桃蝶







ため息をつきながら俺は
柚姫に視線をうつすと、柚姫は
今までよりも嬉しそうに微笑んでいた。



「柚姫?」


「佐之は…幸せそうだね…よかった(ニコ」



自分は、今苦しんでいるのに
どうしてそんなことが言える…
そんな幸せそうな笑顔で…人のことを…




平「なぁ…お前は未来から来たって
  言ってたけど、これから起こる事とか
  わかったりするのか?」


新・佐「平助!」



何を馬鹿なことを聞いているのか
俺と新八は平助の頭を叩いた。



柚「知ってるよ」


全「え?」


柚「私の目的は先祖である2人に会うこと
  そして、歴史を変え新撰組の人
  誰一人として死なせない事…そのために
  私の勇桜はここにきた」




    side佐之介 end