ホスト恋






私は大学の帰りに、繁華街に足を踏み入れた。





親友と彼の姿が目に焼き付いて…立ち直れる気がしなかった。



家に帰ったら1人になるのが嫌だった。

1人になるのが怖かった。







湊と一時的に同棲をしていたけど、1回目の浮気の時に解消して2年近く1人暮らししている。







今は帰りたくない。





”眠らない街”と言われていて、ただの電気の無駄遣いだと思うくらいキラキラ光っている街中。





夜なのに…夜だとは思えない明るさ。




スーツを着て、スプレーやワックスで頭を固めて、オールバックにしてカッコつけている。







私とは無縁の世界。