次の日ー
10時すぎに目が覚め、リビングに行くと蓮は既に起きて…優雅にテレビを見ていた。
『おはよう』
「おはよう」
私は蓮が座っている横に腰かけた。
蓮は何も言わず…ただ、私の顔を見て笑った。
そんな蓮に、私は感謝の気持ちを伝えた。
『蓮、一緒にいてくれてありがとう』
「俺が一緒にいたいだけだから」
っていう事を、
普通に言う蓮はどんな神経をしている?
こういうのに…言い慣れていないからこそ、そう思ってしまうのか。
それにしても、話が止まってしまう。
蓮の言葉が飲み込めず、黙っていると…「帰って来るの?」と、聞いてきた。
『当分、こっちにいる』
「OK!また来る」
『仕事頑張ってね』
病院で別れた時はもう二度と会う事もないと思っていたけど…おばあが引き合わせてくれたのかな。
でも、何度も思う。
おばあがいてくれば、何でも良かった。

